著者一覧

赤井都(あかい・みやこ)
 1970年生まれ、千葉県在住。1998年より活動を開始、処女作「少年の夏」は実業之日本社主催の公募企画でグランドチャンピオンに輝き、薄井ゆうじ特別賞を受賞。代表作はすばる文学賞最終候補「ひらひらひら」。『未来妖怪 異形コレクション』、『物語のルミナリエ 異形コレクション』(光文社)、『超短編の世界 vol.1』、『超短編の世界 vol.2』、『超短編の世界 vol.3』(創英社)に掌編が掲載される。豆本作家としても知られ、国際的なコンクールであるミニチュアブックソサエティでグランプリを受賞。『豆本づくりのいろは』(河出書房新社)をはじめ多くの著書があり、講師としても活躍中。


仁司方(じん・かずかた)
 1982年生まれ。1997年よりDungeons&Dragons同好会兼創作集団Blemenを結成し活動開始。1998年から2002年まで大島くずはのサークル夢幻華の元、無礼面として作品を発表。2010年に近衛祐とBlemenを再開し、代表作「殺人ビーンズへの反撃」(『殺人ビーンズへの反撃』所収)他、『銀のタマゴ』『鋼の国の火星兵』などを発表。三十年戦争の考察も行っており通史を刊行中。ドラゴンをキーワードとしたファンタジー小説の執筆をライフワークと規定している。

業平心(なりひら・こころ)
 1954年生まれ、京都府在住、京都外国語大学卒業。英語・英会話を教える塾講師の傍ら、2012年より活動を開始。処女作は『絶対移動中 vol.12』に掲載された「名前のない喫茶店」。2013年に同人の文学賞である絶対移動(中)大賞に「名前のない明日」を応募、入賞を逃すも高い評価を受け『絶対移動中 vol.13』に掲載される。その他の作品に「SIX」、「ヤンとラッシー」がある。座右の銘は「花には水を、人生には笑いを」。

深瀬駿(ふかせ・はやお)
 1990年生まれ、和歌山県在住、分子生物学専攻。2012年より活動を開始。2013年、感覚派文藝創作集団 詩架が発行した『春暁』に寄稿した短編「ねむれない」が処女作にして代表作。幻想を使った現実の再構成及び、科学的知見をの盛り込みを得手とし、小説を介し、現実を見るための新たな視点を提示することを目標としている。

責任編集

秋山真琴(あきやま・まこと)
 1984年生まれ、愛知県名古屋市在住、雲上回廊代表。1999年より活動を開始し、同人編集者として『回廊』、『ゆる本』、『生』、『幻視コレクション』の他、四十冊以上の雑誌や合同誌を手掛けた。同人小説家としては掌編が『てのひら怪談2』、『てのひら怪談 百怪繚乱篇』、『てのひら怪談 己丑』(ポプラ社)に掲載され、別名義で応募した作品が第4回創元SF短編賞の最終候補に残った。代表作は『世界再生の書物と一つの楽園』。